医療保険に加入するためには審査が行われますが、何を満たしていれば加入することができるのでしょうか。申込書の告知欄をもって行われる医療保険の加入条件について知っておきたいことを見てみましょう。
このページの目次
医療保険について知っておきたいこと
医療保険の審査ではまず健康状態の審査が行われ、がん、心筋梗塞といった病気以外にも入院を伴う病気を患った場合は加入を断られることがあります。よくあるのは健康診断を受け、血液検査や尿検査などの結果が悪く要治療や要再検査などとなった場合は審査に引っかかる可能性があります。
それから危険を伴う職業に就いている方は保険保障額の制限を受ける、加入を断られることがあります。危険を伴う職業の例としては、とび職など高い場所で作業を行うもの、爆発物および高電圧設備で行われるもの、スタントマンやレーサーなど事故に遭う可能性の高いもの、プロ格闘家など怪我の耐えないもの、消防士など常に危険と隣り合わせのものです。
それから生命保険を不正目的で利用しようとしていないかどうかモラルも審査内容に入ります。収入、資産から見て保険金額が高いという場合も何かしら制限を受ける可能性があります。
告知書は正しく書くこと
申込書と同時に告知書を提出することになりますが、この告知書が審査に関係があります。告知書で聞かれることは直近3ヶ月以内に診察や検査、投薬を受けたかどうか、過去5年間を通して入院や手術をしたか、過去5年間をとして7日以上の医師による診察、検査、投薬を受けたか、過去2年間を通して健康診断や人間ドッグで注意されたか、侵害障害の有無が問われます。