支給条件、そして保障内容をしっかり確認しよう
これから新しく加入する保険を探す、もしくは今の保険からの乗り換え先を考える上では「必要保障がどれぐらいであるか」そして「給付金の金額はどれぐらいであるか」は大事なポイントです。
コチラのページでは「保障額の他にチェックしておくべき要項」について紹介していきます。
入院給付金のチェックポイント
最初に「入院給付金」に関して知っておくべきポイントから紹介します。
「対象外」である入院もある
「入院給付金は」、全ての入院を対象としたものではなく、「除外しているもの」も存在します。
それは人間ドックであったり検査入院などの「治療を行わない入院」です。これらの入院は、どれだけ長期に渉るものであったとしても、治療が行われていない以上は、給付の対象とはならないのです。
治療であるかそうでないかは、医師の診断書を参考に、保険会社がチェックしています。入院の対象範囲については、それぞれの保険のパンフレットであったり、営業担当者などに前もって確認しておくようにしてください。
入院日数の上限を知っておこう
一般的には、一回入院をした際の「保障日数の限度」は、およそ「60日ぐらい」とされています。
いま現在のアベレージの入院日数はおよそ「40日」ですので、あまり心配する問題ではないのですが、気をつけなければいけない点があります。
それは「もしも同じ病気で[退院]したのち、また[入院]となった場合は、退院から180日以内であれば[1入院]と見なされてしまう」という点なのです。
その他の注意点としては、「違う病気で入院したケースであっても、入院日数が[トータル3年]をオーバーしてしまった場合は、それ以降の支払いがなくなる」という事です。
給付の対象となる「入院日数」の確認
入院であっても、その日のうちに帰宅する「日帰り入院」については、「保障の対象としない会社」と「対象とする会社」があります。
さらに「1泊以上の入院から保障」と書かれている商品でも、「5日以上入院してなければ対象外」と但し書きがされているものもあります。
ですので、「もし日帰りの入院であっても、保障が欲しい」という方は、「【1入院】は何日目から計算されるのか」について必ずチェックしておかなければなりません。
手術金について知っておくべき事
医療費については、「手術費」の方が「入院費」よりも高額となっています。
そのため医療保険では、手術に対して一律10万円、それぞれのタイプによって金額が変わるなど、色々な種類の「手術給付金」が用意されています。そこでココでは「手術給付金について知っておくべき事」についてピックアップします。
「対象外」である手術もある
手術給付金の給付対象となるのは、「医療保険のパンフに書かれている症状」のみです。
他には、もしも保険の申し込みをする前に、給付の対象となるケガであったり病気の手術を行っていたケースについては、その症状が再び起こってしまう確率が他の方よりも高いことから「特定部位に対する不担保」といった条件が追加されてしまう場合があります。
入院を前提としたものであるか
もしも、あなたの「手術給付金を得る事ができる条件」が、「一泊以上の入院をしている場合」であったなら、近年増えてきている、その日に帰宅できる「日帰り手術」に対しては給付金の対象外となってしまいます。
最近では医学の発展によって、日帰りで治療が可能なケースも多くなってきていますので、給付の条件は「入院を前提としたものであるか」については、確実にチェックしておきましょう。


