医療保険には、大きく分類すると2つの種類があります。
一つは掛け金の一部が返還される「積み立て型」であり、もう一つは返ってこない「掛け捨て型」です。
この2つについて紹介していきます。
「積み立て型」にもいくつかの種類があります
「積み立て型」にもいくつかの種類があり、例えば「ある一定の期間が経つごとに賞与金を得る事ができるタイプのもの」、「保険の満期であったり、解約であったりの際に一部のお金が返還されるタイプのもの」、「加入した後に、ある期間まで生きていたら、保険料が返ってくるもの」などなどです。
上記のような積み立て型のものは、掛け捨てタイプのものよりも、保険料が高くなっています。
掛け捨てタイプは解約したり満期になってもお金は手元に戻りませんが、保険料が安いというメリットがあります。
以上のタイプ分けは、他の医療保険についても同様となっています。
メリットがあるのはどちらなのか?
では、「積み立て型」と「掛け捨て型」のどっちがお得なの?といった疑問を持たれる方も多いと思います。
しかし、これらのタイプに関しては、保険を選ぶ上では、それほど大きな判断基準ではないのです。
それよりも、それぞれの保険の保障についてや、手堅さでチョイスしたほうが良いでしょう。
「積み立て型」であるか「掛け捨て型」であるかについては、以下の「選考基準」を参考にしてください。
「価格」を基準にする
月々にかかる「保険料」であったり、「返ってくる金額」を念頭に置いて計算した「総額」を基準に選びます。
月々の負担は多少あるけど、後々お金が戻ってくる方が良いか、もしくは月々の負担ができるだけ軽めの方が良いか…
自分自身、そして家庭の経済状態と照らし合わせて計画しましょう。
お金の貯め方について考えてみる
保険はもともと、「お金を貯める目的」は持たせる必要はないと思います。貯蓄目的であるなら、現金で自ら貯め込めば良い訳ですから。
ですが、「貯蓄が不得意であるタイプ」の方もいらっしゃいますよね。
そのようなタイプの方にとっては、「気がついたらお金が貯まっていた」というような状況を作ることができますので、適していると言えるかもしれません。
2通りのタイプは一長一短
上記のように、2通りのタイプは、一長一短ですが、そこまで大きな損得の差はなく、それよりも、それぞれの保険自体の保障を基準にチョイスするのが正しい考えであると言えるかもしれません。
ですが、もしもドッチが良いか迷った場合は、保険の専門家に相談してみてください。


