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知っておきたい保険会社の責任準備金について

保険を理解するうえで知っておきたい用語に責任準備金があります。責任準備金は保険契約者に将来的に支払う保険金に確実性を持たせるために、保険会社が保険料から積み立てたお金のことです。

保険業法によって義務付けられていることで、保険会社は一定以上責任準備金を用意しておかなければなりません。では具体的な責任準備金について知っておきたいことなどを見てみましょう。

責任準備金と混乱しやすいソルベンシー・マージンと解約返戻金

責任準備金は将来保険会社が支払うであろう保険金、給付金の予定額と将来保険会社が受け取るであろう保険料の差によって算出されます。そこで責任準備金との違いを知っておきたい用語にソルベンシー・マージンと解約返戻金があります。

責任準備金は通常通り予測できるリスクに備えて用意するものですが、ソルベンシー・マージンはその予測を超えたリスクに対し備えるものです。将来的に発生する保険金を予測すれば良いだけなので責任準備金は分かりやすいのですが、ソルベンシー・マージンは分かりづらい物です。

たとえば株価暴落や大災害が起こったときなどはソルベンシー・マージンとなり、予測できない事態と判断されます。日本は災害が多い国ですが、そのたびに保険金の給付がなされてきたのは予想以上のリスクに備え、保険会社が積み立てを行ったからです。

解約返戻金と責任準備金の必要性

では解約返戻金とは何かというと、保険契約を解約した際、保険契約者が受け取る払戻金になります。通常責任準備金の方が解約返戻金よりも高くなりますが、契約から3年以上経っている場合はほぼ同額になります。

責任準備金は生命保険会社が万が一破綻した場合にも重要な意味を示します。

というのも

  • 生命保険会社が破綻すると保険契約者は生命保険契約者保護機能によって守られますが、対象となるのは責任準備金の90%だからです。ですから万が一の事態に陥ったとき、責任準備金は非常に重大な意味を示すようになるのです。

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